2023年2月18日、川崎市幸区にあるJR貨物の車両基地「新鶴見機関区」構内見学ツアーが行われました。その様子をお届けします。
新鶴見機関区構内見学ツアーって?
JR横須賀線 新川崎駅付近に位置し、貨物列車を牽引する機関車たちの車両基地・乗務員基地、JR貨物 新鶴見機関区。
イベントなども含め、長く一般公開を行っていなかった場所ですが、2022年秋に川崎市幸区主催・鉄道新聞社企画協力で開催した「鉄ハグ」の鉄道モバイルスタンプラリー景品の1つ・および地元小学生のご招待として、抽選ながら一般向け構内見学ツアーが実現しました。

新鶴見機関区に『所属』している機関車は、ぜんぶで108両。

新鶴見機関区は、機関車の『車庫』のみならず『メンテナンスをする場所』、というのがよく分かりました。

さて、いよいよ機関車たちの待つ場所へ…

その後ろには、引退済みの貨車「ワム80000形」(ワム2877734)が!
最後に、新鶴見機関区長の福田智之さんに所感を伺いました。
『今回のツアーに携わるメンバーを機関区内で募集したところ、想像をはるかに超える希望が来ました。スタートから若手・管理職ともに、子どもを喜ばそうと自発的に案がどんどん出てきた。それがすごく楽しかったです。』
『この機関区は、新川崎(ホーム・こ線橋など)からよく見えるじゃないですか。機関車うごいてるけど何の仕事してるんだろう…と思われてるかな、とは思っていました。今回、機関区の仕事を小さい子でも分かるように伝えたかった。この職場を見る目が変わり、興味を持つきっかけになれば、嬉しいです』とのことでした。